ロジクール M546 は、価格と機能のバランスが取れたワイヤレスマウスであり、多くの点で高い評価を得ているが、いくつかの注意点も指摘されている。レビューを基に M546 をひもときたい。
ロジクール M546 レビュー
ロジクール M546は、コストパフォーマンスと機能性のバランスに優れるワイヤレスマウスである。
特に軽快なクリック感と多機能ボタンを特徴とし、日常の作業効率向上に貢献する。しかし、クリック音が大きいことや、感度の高いスクロールホイールが人によっては誤操作につながりやすいといった、注意すべきデメリットも存在する。本レビューでは、このM546のメリットとデメリットを詳細に解説する。
M546のメリット
優れたコストパフォーマンス 性能と価格のバランスが非常に良く、ワイヤレスマウスとしての基本性能も高いため、費用対効果が高い。
多機能ボタンによる高い実用性 進む・戻るボタンを含む7つのボタンを搭載しており、専用ソフトウェアで機能をカスタマイズできる。これにより、ウェブ閲覧や作業効率の向上が期待できる。
軽快で心地よいクリック感 クリックが軽く、押したときの感触が心地よいと好評である。
スムーズな高速スクロール スクロールホイールが滑らかで抵抗が少なく、勢いよく回せば一気に画面を移動させる高速スクロールが可能である。チルト(左右)スクロールにも対応している。
Unifying対応 ロジクール独自のUnifyingレシーバーに対応しており、1つのレシーバーで複数の対応デバイスを接続できる。
M546のデメリット
クリック音が大きめ クリック音が静音ではないため、静かな環境やオフィスでの使用には不向きである。
スクロールホイールの感度が良すぎる スムーズさが裏目に出て、感度が良すぎるため、意図せずスクロールしてしまう誤操作が発生する可能性がある。この点が好みを分ける要素となっている。
フィット感に個人差がある 左右対称のデザインで、手に馴染むことを意識しているが、手の大きさや持ち方によっては「フィット感に欠ける」「少し小さい」と感じる人もいる。
動作環境を選ぶセンサー 一般的なデスク面では問題ないが、光沢のあるガラス面など、特殊な環境下ではセンサーが反応しないことがある。この場合、マウスパッドが必要になる。
M546は、多機能性とコスパを重視し、クリック音やホイールの感度の特性を許容できるユーザーにとっては、非常に魅力的な選択肢である。