ユーザーレビューから見る注意点
キーボード: 一部のユーザーからは、ファンクションキーとF1~F12キーの切り替え設定や、Enterキーが小さいといったキーレイアウトに関する指摘が見られます。
USB-Aポート: USB-Aポートがなく、USB Type-Cとオーディオジャックのみのため、周辺機器によってはアダプターが必要になります。
メモリ: オンボードメモリのため、後から増設することはできません。購入時に必要な容量(8GBまたは16GB)を選択する必要があります。Lenovo Yoga Slim 750i Carbon レビュー レノボの本モデルは、その名の通りカーボン素材を筐体に採用した、非常に軽量で堅牢なモバイルノートPCです。以下に、複数のレビューや評価を元にした特徴をまとめます。
yoga slim 750i carbon レビュー
Lenovo Yoga Slim 750i Carbonは、その名の通りカーボン素材を筐体に採用した、驚くほど軽量で堅牢なモバイルノートPCです。公称約966gという圧倒的な軽さに加えて、美しいムーンホワイトの筐体、そして第 11 世代のパワフル なIntel Core プロセッサーを搭載しており、携帯性と性能を高い次元で両立しています。
今回は、この注目のモデルについて、実際のレビューや評価を基に、その魅力と特徴を徹底的に掘り下げます。
主な特徴
デザインと携帯性:
本体は「ムーンホワイト」と呼ばれる清潔感のあるカラーで、指紋がつきにくい加工が施されています。
公称約966gと1kgを切る軽量さを実現しており、持ち運びが非常に楽です。
カーボン素材とマグネシウム合金を組み合わせることで、米国国防総省の軍事調達規格「MIL-STD-810G」に準拠した堅牢性を備えています。
3層構造の塗装により耐久性も向上しています。
ディスプレイ:
13.3インチのWQXGA(2560x1600)IPS液晶ディスプレイを搭載。アスペクト比は16:10で、一般的な16:9よりも縦に広く、Web閲覧や文書作成に適しています。
色域はsRGBカバー率99.3%と広く、写真編集などのクリエイティブな用途にも対応できます。
ノングレア(非光沢)なので、映り込みが少なく見やすいです。
ベゼル(画面の縁)が薄く、表示領域が広いことも特徴です。
パフォーマンス:
第11世代のIntel Coreプロセッサー(Tiger Lake)を搭載しており、高い処理性能を発揮します。
内蔵グラフィックスは「Intel Iris Xe Graphics」で、従来のCPU内蔵グラフィックスよりも大幅に性能が向上しています。
SSDは高速なPCIe NVMe接続で、OSやアプリケーションの起動、ファイルの読み書きが快適です。
キーボードとタッチパッド:
キーボードは浅めのキーストローク(約1.0mm)ですが、打鍵感は良好という意見と、物足りないという意見に分かれます。
キーボード配列は、一部のキー(Enterキー、Backspaceキー、半角/全角キーなど)がやや小さめという指摘があります。
タッチパッドは操作性が良く、滑らかな感触です。
バッテリーとインターフェース:
バッテリー駆動時間は最大約14時間と長く、外出先でも安心して使用できます。
USB PD(Power Delivery)に対応しており、コンパクトなACアダプターで充電できます。
Thunderbolt 4ポートを2基備えており、高速なデータ転送や外部ディスプレイへの出力が可能です。
独自機能:
顔認証による「Windows Hello」に対応しており、スリープからの復帰時に顔認証で自動的にログインできる「ゼロタッチログイン」が便利です。
周囲の明るさに応じてキーボードのバックライトが自動で点灯・消灯します。
まとめ
Yoga Slim 750i Carbon は、白くて美しいデザイン、1kg を切る軽量さ、高い堅牢性を兼ね備えたモバイルノートPCです。第11世代 Intel Core プロセッサーによる高いパフォーマンスに加え、広色域・高解像度のディスプレイを搭載しているため、一般的な事務作業やWeb閲覧はもちろん、クリエイティブな作業にも十分対応できます。
キーボードの打鍵感や一部のキー配列については好みが分かれる可能性がありますが、全体としては非常にバランスの取れたモデルであり、特に携帯性を重視するユーザーや、デザイン性の高いPCを探しているユーザーにおすすめできる製品と言えるでしょう。